プリウスはライバル不在?

現在ハイブリッドシステムを搭載した車も軽自動車にまで広がり随分と増えた印象があります。その中でトップレベルの売れ行きを誇っているのはトヨタのプリウスシリーズとアクアで、アクアにはライバルとしてフィットハイブリッド、ノートe-Powerなどが挙げられますが、プリウスはライバルが存在せず独走状態にあるといっていいのではないでしょうか。かつてプリウスとホンダで販売されていたインサイトの販売競争が激化していた頃でも当時の3代目プリウスは3ナンバー、インサイトは5ナンバーで、燃費の数値的にもプリウスは10.15モードで38.0kmに対し、インサイトは30.0km/lと大きく差がついていました。この競争に対してマツダや日産が間に割って入ることもなく、インサイトは販売を終了したのですが、インサイトの立ち位置で販売されたホンダグレイスはJC08モードで34.0km/lという燃費を誇っていますが、四代目プリウスは同じ計測で40.8km/lもの低燃費となっており、実際にはインサイトとプリウスの時代より差は縮まっているにも関わらずプリウスのほうが圧倒的なイメージがあります。今後、日産もe-Powerをセレナに搭載するという報道はありましたが、プリウスに対抗するようなサイズの車はシルフィとなり、年式の古さやイメージ的にシルフィe-Powerはちょっと考えにくいでしょう。ホンダアコードハイブリッドは効率的には優れていますがサイズがプリウスよりあまりに大きく、それより小さな2017年夏に導入予定のシビックにはハイブリッドもなく、しばらくプリウスに対抗したサイズの車は現れないのではという気もします。